研究領域
安価なセンサやスマートデバイスの普及により、コンピュータ技術がより身近になってきました。 この技術を活用し、私達の生活をより便利で豊かにするためにはどうすべきかという部分に着目して、 新しいインタラクションやコンピュータのあり方についての応用研究を行っています。現在、 特に注目しているのは、伝統芸道のように技やスキルが必要となるものへの初心者支援の研究です。 初心者支援に繋げるためには、ユーザ視点に立ち、あらゆるシーンや環境を想定したユーザインタフェース(UI)設計が必要になるので、 直感的かつ操作が煩雑にならないようなUI設計手法を模索しています。
ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
エンタテイメントコンピューティング(EC)
技能支援
伝統芸道(華道・茶道・香道)に着目した研究をしています。
情報デザイン
研究紹介

TracKenzan
トラックパッドを剣山、タッチペンを花材に見立てて、3DCG空間内でいけばな練習を行うシステム「TracKenzan」を開発・評価した。
Year: 2018

CADo
ユーザの手元にある花材をタブレット端末のカメラで撮影し、花材に合わせていけばなのレイアウトルールを提示するシステム「CADo」を開発・評価した。
Year: 2012

eGenjiko
香道の遊び方の一つである「源氏香」を基に、インタラクティブな香炉とタブレットを用いて類似の遊びを体験できる「eGenjiko」を開発した。
Year: 2019

幻庵
茶釜の湯温変化とLEDの光の明滅を同期し、LEDの光の明滅を目視して、茶事の流れを感じ取ることができる「幻庵」を提案した。
Year: 2010